野村 豊 YUTAKA NOMURA

島原での楽しい思い出を
たくさん作ってもらいたい。

乗合バス・運転士

「もっと車に関わりたい」と
父と同じバスの運転士に。

以前は自動車整備士としてガソリンスタンドに勤務していました。もともと車好き、運転好きだったので、「もっと車に関わる仕事をしたい」という思いから、転職を決めました。求職中に大型二種の免許を取得し、晴れて島鉄バスの運転士になることができました。
実は私の父も、島鉄バスの運転士をしていました。あまり意識したことはなかったのですが、今思えば、父の働く姿を見て、私も車に興味を持つようになり、子どもの頃から身近な職業だった運転士の仕事を選んだのかもしれませんね。

お客様を乗せて走る重みは想像と実感とでは大違い。

お客様を乗せて走る重みは
想像と実感とでは大違い。

新人の頃のことで印象に残っているのは、想像以上に業務が大変だったということ。決して軽く考えていたつもりはないのですが、やはりお客様を乗せて走ることの重みは、想像と実感とでは大違いでした。
乗車されているお客様の様子に注意を払いながら、周辺道路の状況も把握し、そして同時にさまざまな装置も扱います。当初はなかなか慣れることができず「考えが甘かったなぁ」と感じたことを覚えています。当たり前のことですが、何よりも安全第一の運転を徹底しています。

朝日の中を走るのは清々しくいい1日の始まりを予感させる。

朝日の中を走るのは清々しく
いい1日の始まりを予感させる。

現在は、島原から雲仙を経由して諫早に行ったり、海岸沿いを走って諫早に行ったり、市内線を走ったり、10の路線に順番に乗務しています。運転士として道路を走っていると、生まれ育った地域の、何度となく通っている道なのに、まるで違うところを走っているかのように感じることがあります。同じ道でも、時間帯や季節、天候、道路状況などによって、見え方、感じ方が違うのは不思議ですね。
早朝、まだ暗いうちに出勤すると、季節によっては、だんだんと昇ってくる朝日に向かってバスを走らせる日もあります。輝く朝日の中を走るのは最高に清々しく、いい1日の始まりを予感させてくれます。

県外の方や観光客も多く外国人旅行者の利用も増加。

県外の方や観光客も多く
外国人旅行者の利用も増加。

島原は観光地や温泉が多く、スポーツも盛んな土地です。島鉄バスには地元の方だけでなく、県外の方や観光客の方もお乗りになります。それに最近は、海外の方のご利用も増えました。言葉がなかなか伝わらず申し訳ないのですが、時には片言でご案内させていただくこともあります。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録によって、今後はますます外国人旅行者が増えるかもしれませんね。
外から来られた方々が、島原で楽しい思い出をたくさん作っていただけるよう願っています。

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SHIMABARA

YUTAKA NOMURA 水もよかばってん!人もよか

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